2020年から簿記のネット試験が始まりました。統一試験と違い何か手軽そうなイメージがありませんか?
でもネットでの試験って何かややこしいイメージもありませんか?
実際に私は2・3級をネット試験を受けてます。その経験からネット試験と紙試験の違いについて解説します。
この記事では次の内容がわかります。
- ネットと統一試験の違い
- ネット試験がおすすめな理由
- ネット試験を受ける時の勉強方法の注意点
ネット試験とは
今までの統一試験は鉛筆を使って紙に解答する試験ですが、ネット試験はパソコンを使って画面に解答する試験です。
対象は2・3級のみで、1級は統一試験のみでネット試験対象外になっています。
ネット試験と統一試験の違い
ネット試験と統一試験では主な違いの3つについて説明します。
- 受験の日程
- 試験の解答方法
- 合否判定
受験の日程
統一試験は年3回(6月・11月・2月)しかありません。
それに対してネット試験は試験会場によりますが施行休止期間以外は随時受験することができます。
施行休止期間とは
年三回の統一試験前後にネット試験を受けることができない施行休止期間があります。
今後であれば、2023年11月13日~2023年11月22日(水)・2024年2月19日(月)~2024年2月28日(水)が受験を受けることができないので注意しましょう。
試験の解答方法
統一試験は紙と鉛筆で記入して解答します。問題用紙もあるので書き込みができます。それに対してネット試験はパソコンの入力画面で解答していきます。
合否判定
統一試験は結果が出るのに一か月程掛かるのに対して、ネット試験は終了直後にわかります。
また、合格証も試験は紙ですが、ネット試験はデジタル合格証が即日ダウンロードが可能です。
ネット試験がおすすめな理由
- 自分のタイミグで受験を受けることができる。
- すぐに結果がわかるので、次の勉強や再試験の準備が早めにできる。
- 価値は統一試験とネット試験一緒なので履歴書にもかける。
ネット試験は施行休止期間以外は会場によりますが、数日前に空いていれば受験が可能です。
統一試験は数か月前から予定を見て申し込む必要がありますが、ネット試験はより細かいタイミングを自分で考えることができます。
また、結果がすぐにわかるので次の級の勉強や落ちた場合の再試験の申込や勉強を早くに進めていけます。
また簿記の試験を受ける方は就職・転職目的の方が多いと思いますが、合格の価値は変わりないのでネット試験を受け合格直後に履歴書にも記入ができます。
ネット試験を受けるときの勉強方法は?
勉強方法をお伝えする前にネット試験の注意点がいくつかあります。
- 問題用紙がなくパソコン画面に問題が出てくるので書き込みができない。
- 書き込みができるのは会場で渡されるA4用紙のみなのでわかりやすく書き込む必要がある。
ネット試験を受ける上で勉強の時に意識するのは、パソコンで試験を受けることになれる必要があることです。
そこで勉強の時は模擬試験をネット試験方式で何回かやることがとても大切です。
ネット試験問題に対応している問題集があるのでそちらの購入をおすすめします。
最後に
ネット試験についてお話しました。
ネット試験は統一試験より断然、手軽な試験方法です。
ぜひ、ネット試験申し込みし効率的に勉強する時間に合ってもらえたらと思います。
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